6月下旬頃から収穫が始まり真っ先にスーパーに並ぶプラムが大石早生(おおいしわせ)です。
日本では最も収穫量が多く皆様になじみがあるプラムと思います。
ですが、プラムの場合一品種の収穫期が短くスーパーでは来週には違うプラムの品種が並んでいることもあります。
だから店頭ではなかなか品種をうたえず一括して「赤プラム」として売られることが多く
品種名にはピンと来ないこともあると思います。
大石早生の名前
大石早生っていう名前、四文字熟語みたいでなんかかっこいいですよね。
大石は福島県の大石さんが作ったから。
早生は農業界では一般的な言葉ですが収穫の時期が早いという意味なんです。
収穫時期によって早生(わせ)、中生(ちゅうせ)、晩生(ばんせい)といいます。
大石さんが作った早くに採れる品種で大石早生です。
じゃあ大石中生や大石晩生ってあるのって思いますよね?
あるんです!
栽培量はかなり少ないですが。
大石早生に似た名前で「菅野中生」という品種もあります。
こちらの品種は菅野さんが作った中生の品種ということです。
色々品種があって栽培者も消費者も良く分からないと思いますが、
それだけより良く美味しい品種を求めて努力されてる方がいて淘汰されて残っていくという事と
思いますので感謝したいものです。
大石早生の出荷のタイミング
大石早生は日持ちが短い品種ですので、収穫・出荷は先が赤くなったらします。
この状態でも3,4日で真っ赤になるので店頭に並ぶ頃は食べ頃の状態です。
我が園では大石早生は収穫や輸送のタイミングが難しくお客様に発送はしていません。
ですが、大石早生は酸味も果肉の甘みもしっかりあり、果物の走りの品種ですので加工品とか違うかたちで皆様にお届けできたらと考えております。
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