果物は甘いから太ると思っていませんか?
そんな事はありません!
果物はダイエットにとても効果的な食べ物です。果物を含んだバランスの良い食事がダイエットには最適な方法です。
太るメカニズム
メカニズムという程ではないのですが、太る原因は簡単に使うエネルギーよりも取るエネルギーの方が多いから体に溜まっていくという事だと思います。
エネルギーを使う為に運動をしようと思うのですが、人間の脳はやらなくていい事はやらないというように出来てます。
じゃあ取るエネルギーを少なくと思うのですがこれも生きようとする人間の本能に反してます。
また今では高カロリーなものが簡単に手に入り中毒性もあるのでこれではなかなか出口が見つかりません。
果物は甘くカロリーが高い?
例えばヘルシーそうに思うゴボウは100g当たり65㎉ですが、りんごは54㎉と低いです。
また、ワサビを100gも食べる人はいないと思いますが、ワサビのカロリーは88㎉です。これは甘さとカロリーには直接関係がないという事です。
お菓子やケーキがカロリーが高いのは糖分よりもカロリーの高い脂肪分が多いからです。
果物のカロリーは100g当たり大体30~70㎉です。
それよりも高い野菜はたくさんありますし、野菜はそのまま生でというより油で炒めたり調理されますから果物は甘いのでカロリーが高いは誤解です。
最近の果物は甘いからカロリーが高くなった?
糖度が1度上がると100gで糖質が1グラム増えるということです。
糖質1g当たりのカロリーは4㎉です。
果物の場合甘さが増してもさほどカロリーは増えないんです。
果物の糖分、果糖とは?
果物に多く含まれる果糖は砂糖(しょ糖)に比べて少量でも甘さを強く感じます。
それが甘い果物と微糖の缶コーヒーではどちらが糖分が多いかは惑わされるところです。
果糖は腸で吸収されるスピードが遅いので脂肪になりにくい糖分です。
果糖は太るという意見や実験がありますがそれは果糖の食餌全体量で以上な割合だったり普通の生活ではありえない状態のものも多くあるそうです。
ネットを見ていると様々な意見があり正直どれが正しいか分からなくなるのですが、実際果物を食べると太るというなら我が園地で果物をつついて食べる鳥はみんなブクブクに太っているはずですよね。(そのくらい鳥の被害がひどい。。。)
効果的なダイエットは食べるダイエット
食事制限ダイエットが長続きしない原因は心理的ストレスにあります。
カロリー制限をしているとコルチゾールの値が増加します。
このコルチゾールは腹部脂肪を増やすホルモンであることからこれがリバウンドの原因と言われています。
ダイエットで大切なことは無理なカロリー制限をせず食事の満足感を得ながらゆっくり減量することが大切です。
食事の満足感は肉やハンバーグなどの高カロリーなものよりボリュームに左右されます。
人は満腹感を感じると自然と食事を止めます。
ではカロリーが低くボリュームが大きいものは何か?
それは水と食物繊維です。
水は勿論カロリーは0㎉です。食物繊維はヒトが分解できない物質なのでカロリーは難しいのですが、りんごの食物繊維は水を吸収すると体積が12~38倍にもなります。
多くの果物の80%以上が水分ですし食物繊維を多く含んでいます。
カロリー比較でみると食物繊維を多く含んでいそうなサツマイモや自然薯よりもりんごのほうが食物繊維を多く含んでいるんです。
以上の事から果物を食べる事は太るよりもむしろダイエットに効果がある最適な食べ物です。
是非、果物を含んだバランスの良い食事で健康的にダイエットに取り組んでみてはいかがですか。
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