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果樹園の様子 2020年5月

農業研修 Iターン農業

4月が寒く心配していたプラムですが、品種により実の付きがものすごく悪いです。。

特に我が家の主力の「秋姫」が悪い。

今まで花の咲いている時期に雪が降った事があったのですがそれでも実がしっかりなっていました。

こんな年は初めてです。

 

我が家だけでなく長野県の北信地域は全般に実のつきが悪いです。

中には実が全くついていないところもあります。その反対にこんな年でもしっかり実を付けている園地もあります。

 

いつも我が家のプラムを待って下さる皆様すみません。

こんな年でも実をしっかり付けれた農家の方の技術を盗み今後に生かします。

 

農業研修生受け入れ

農業を始めたい方の研修を受け入れました。農業学校に通いながら週に一日我が家で研修をしています。

 

農業をやる人を増やすことが私の目標の一つでもあります。

 

人に教える事で自分も勉強したり理解できたり、研修生を受け入れる事は自分のためと思い向き合っています。

自分にとってもいい刺激になります。

 

新しいことにチャレンジしています!

巨峰 力強い枝
巨峰美味しくするために

今年から巨峰で”冬季超弱剪定”という栽培管理にチャレンジしています。

まわりの農家でこのようなことをやっている方がいないので、

我が家のジャングルのような畑を見て笑われますがそんなの関係ありません。

 

むしろ前からやりたかった事ができてなんかいい気分です。

 

 

冬季超弱剪定を簡単に説明すると、冬に樹を切る剪定作業をほとんどしないという事です。これは普通の考えとは真逆のことです。

 

森の木は剪定なんかしなくても太陽の光を効率よく浴びれる理想的な姿をしています。

樹は根っこと枝葉のバランスが取れているのに剪定とはそのバランスを崩す作業。そのせいで枝が伸びすぎてそれを抑えるために四苦八苦してしまいます。

冬季超弱剪定は樹に影響が少ない時期に少しづつ樹の様子を見ながら枝を落としていきます。

 

このやり方をやってすぐに樹の感じが変わりました。枝が締まった感じというか、ちからをため込んでいそうな赤みのおびた感じになりました。

この力強い枝でどんなぶどうが出来るか楽しみです!