· 

草を味方に 持続可能な農業を考える

赤クローバーの双葉

農業は草退治が一苦労、雑草はどうしても厄介者と思われています。

 

草は何のために生えているのか?

 

実は、草は土を良くするために働いてくれているんです。

 

 

「風の谷のナウシカ」のお話覚えていますか?

腐海は毒ガスを出すからみんなマスクをしていましたが実は腐海は汚れた土壌を浄化していたというお話でしたよね。(うろ覚えで間違えていたらすみません。。)

 

あれって真実だと思うんです。

 

畑の雑草もしっかり働いてくれているんです!

私の畑の問題も土を良くするプロに任せようと草の種を撒きました。

 

今回撒いたものは、赤クローバー、麦、ヘアリーベッチ、セスバニアです。

 

土壌を柔らかくしたり水はけを良くしたり有機質を補給するためです。

管理機

種を撒いてから耕運機で土をかけました。

 

30年以上前の機械、

昔の機械ってかっこよくないですか。

 

ジブリつながりでジブリっぽい機械の写真あげてみました。

持続可能な農業を考える

これからの世界は人口増加による食料不足で肥料が高騰すると言われています。

マメ科の植物は空気中の窒素を吸収してくれます。

 

異常気象で豪雨だったり雨が全然降らない日が年々激しくなってきています。

イネ科などの植物は根が伸びることで土を耕し空気の層を作り水分ストレスを緩和してくれます。

 

また、伸びた草を刈ることにより有機質が微生物を活性化させ土をさらに良くしてくれます。

 

 

 

異常気象でだんだん果物栽培が上手くいかなくなってきました。この先もさらに難しい年が続くと思います。

 

科学のちからで今までは助けられたり問題を時間を掛けずに解決出来てきたかもしれませんがこれからの複雑な問題には小さな力の積み重ねが問題を解決してくれると考えています。

 

この先の自分の農業を草や自然のちからが助けてくれると信じています。

過去記事一覧

作業日記
果樹園からのお知らせ
果物のちから
果物レシピ

地域
品種紹介